犬のシートベルト〜種類と特徴〜犬とドライブを安全に楽しむ

前回、法律的にも動物は安全を確保された状態で乗車しなければならないことがわかった。
(前回の記事犬とドライブ〜道路交通法と動物愛護法〜)‎

「ウチの子はきちんと助手席に座っていられるように躾けてあるから大丈夫」
「ウチの子は私が後部座席で大事に抱っこしているから心配いらない」
と思った あなた!
思いもよらぬ 急ブレーキや急カーブでも本当に大丈夫だろうか?
今回は犬とのドライブをより安全に楽しむためのツールを見ていこう。

ツールの種類

筆者の調べでは大きく分けて3つある。

①シートベルトリーシュ(ドライブリーシュ)

②シートベルトハーネス(ドライブハーネス)

③ドライブボックス

それぞれの特徴

①シートベルトリーシュ

カラーリーシュ(首輪)と商品を繋いで、人間用のシートベルトの受けにはめるタイプ。商品の片側にナスカン(カラビナみたいな引っ掛ける金具)が付いていて、それをカラーに引っ掛け、反対側にはタング(バックルに差し込む凸部)が付いている。比較的安価。カラーとセットになっている場合と、別売りの場合とがある。

②シートベルトハーネス

ハーネス(胴輪)を繋いで固定する。①同様、ハーネスにナスカンを引っ掛け、人間用シートベルトの受けにタングを差し込むものと、ハーネス自体に人間用シートベルトを通して固定するものとがある。

③ドライブボックス

商品に付属している紐でボックスを座席に固定したり、人間用シートベルトを使用して固定する。ISO-FIX(チャイルドシートを取り付ける機具)に固定するものもある。但し、ISO-FIXパーツが搭載されていない車もあるから要注意である。ボックスの中には犬が飛び出してしまわないようにリーシュを引っ掛けるフックが付いている。(※付いていないものもある)

まとめ

私見

①はシンプルで手間が少なそう。ただし首への負担が気になるところ。何かあった際には圧力が首へ一極集中してしまうので怖い。

②のなかには 車用のハーネスとして細かく考えて作られている商品もある。衝突試験をパスし欧米の安全性基準を満たしているものもある。またそうでないものも…だから値段も1千円台のものから1万円を超えるものまであるから悩ましい。

③犬が座席下に落ちてしまう心配がなくて良さそう。そのままキャリアーとして使えるものや、ドライブシートとして使えるものもあり便利。ただ、ボックスの中でカラーリーシュを使って固定するのか、それともハーネスを使うのか…。万が一ボックスから飛び出してしまった場合を考えるとハーネスの方が安心か?!

その子の性格や体格によってもベストな選択は変わってくる。
とにもかくにもお互いに安全で楽しいドライブをしたいものである。
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