犬のおもちゃ 素材 〜気になる素材は大丈夫?〜

小学生の頃、休み時間に口をもごもごさせているクラスメイトがいたので何を食べているのか聞くと、輪ゴムを口から出して「美味しいよ」と言ってきた強者がいた。

今回は 犬のおもちゃの素材について考えていきたい。

口にくわえて遊ぶ犬のおもちゃは、素材の安全性が特に気になるところではないだろうか。

おもちゃの素材

今回は弾力性のあるタイプのおもちゃで、筆者が気になった素材を調べてみた。

表記

・天然ゴム

・天然ラバー

・シリコーン

・合成ゴム

・エラストマー

それぞれの原料

・天然ゴム

ゴムの木の樹液。

・天然ラバー

天然ゴムと同じ意味。

・シリコーン

珪石(けいせき)原料の人工化合物。

・合成ゴム(その他合成ゴム)

主原料は石油。様々な種類のものがある。

・エラストマー(広義)

ゴム弾性を有する工業用材料の総称。

エラストマー(2017年12月28日 (木) 09:28)

ウィキペディア日本語版より引用

つまり、今回取り挙げた素材を図に表すと…

となる。

ちなみにシリコーンに関してだが、「シリコン」と表記されているものが多いが正確には「シリコーン」。原料は石油ではないが、分類としては合成ゴムとなるようだ。

安全性

何を選び、何を避けるべきなのか。

表示が「成分:エラストマー樹脂」となっているものなどもあり、 結局素材が何なのかわからないという場合もある。

乳幼児のおもちゃの場合

乳幼児のおしゃぶりや歯固めに選ばれる素材が参考になるのではないだろうか。

そこで「おしゃぶり」「安全」のキーワードで調べてみた。

おしゃぶりの素材で多かったのはシリコーン

ただし「食品グレード」「食品等級」のシリコーンと書かれているものが殆ど。

そして天然ゴム

天然ゴム100パーセントで安心などと書かれている。

おもちゃの規格で規制されているもの

それでは乳幼児のおもちゃの規格で規制されているものは何だろうか?

それは フタル酸エステル類

プラスチック製品ポリ塩化ビニル( PVC )などに含まれている可能性がある。

現在、フタル酸エステル類は「食品衛生法に基づく指定おもちゃの規格」で乳幼児が口にするおもちゃへの使用は禁止されている。

参照・参考元:一般社団法人 日本食品分析センター

おもちゃの規格改正(フタル酸エステル類)とその対応について

まとめ

今回調べた結果、今 筆者が愛犬へのおもちゃを選ぶなら天然ゴムのものを選ぶだろう。

但し天然ゴムのアレルギー、ラテックスアレルギーには注意したい。

また今後、危険と言われていたものがそうでなくなり、安全と言われていたものが危険と言われることもあるだろう。今は犬のおもちゃに関する規制は無いようなので、日頃から情報にアンテナを張って愛犬に安全なものを渡したいと思う。

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