まだ4月に入って間もないのに、すでに暑い。今年も暑い夏になりそうだ。
気温が上がれば、地面も熱くなる。
筆者はマリンスポーツをやるので、裸足で砂浜やコンクリートを歩くことがある。
これが拷問のように熱い。急いでサンダルを履きにいく。
そんな中を裸足で歩く犬たち。熱いに違いない。
最近では、犬の足を熱さや寒さ、危険なものから保護するための靴下が発売されている。
今回は犬の靴下の話。
現在、犬の靴下は様々な種類のものが発売されている。
筆者の調べでは、以下のような感じである。
犬の靴下 種類
素材
・綿
・綿とポリウレタンの混紡
・ラバー(ゴム)
・ポリエステル etc…
綿は通気性がよく、肌触りもいい。ただ、濡れてしまうと乾くのには時間がかかる。
ポリウレタンは伸縮性が高い。
ラバー(ゴム)は防水。水に濡れる心配がない。ただし、ムレやすい。
ポリエステルは乾きやすく丈夫。
形
・ストレート 型
・丸底フラスコ 型
・ひょうたん 型
・風船 型
ストレート型は、床を傷つけないために使用する、椅子脚カバーのような形。
丸型フラスコ型は、足の部分にたっぷりと幅があるような形。
ひょうたん型は、足首部分に緩やかな絞りがある形で、脱げにくい構造。
風船型は、ゴム製でスポッと足にはめるような形。
イタリアン・グレイハウンドのような足裏が長く、足首が細い犬種用の形もある。
価格
バラつきがある。
安いものだと1000円以下。500円以下のものもある。
高いものの場合は4000円以上する。
注意しなければならないのは個数。4つで1セットのものもあれば、2つで1セットの場合もある。
価格:3,240円 |
例えば、この商品の場合は2つで1セット。
飼い主さんの声
購入した飼い主さんの意見で多かったもの。(様々な商品から)
ズレる・脱げる
歩いているうちに、ズレてしまったり、脱げてしまうものも多いようだ。
ズレ防止のために、マジックテープが付属しているものや、ひょうたん型にすることによって、ズレないように工夫しているものもある。
サイズ
サイズの選択は非常に難しい。
足首部分が緩く、すぐに脱げてしまうもの。逆にキツく、うっ血してしまうもの。
キツい場合には、切れ込みを入れて、丁度いい緩さに調節して使うなどの工夫をしている飼い主さんもいる。
また人間も左右の手、足のサイズが違うように、犬も4本の足、それぞれ大きさが違う。
全てをきちんと測ってからサイズを決めた方が良さそうだ。2種類以上のサイズを買わなければならないケースだってあるだろう。
素材
ゴム素材のものは、やはりムレる。
商品の説明に、着用は散歩時のみ、長時間の着用はしないようにと書かれているものもある。
あえて穴を開けて、ムレ防止の工夫をしている飼い主さんもいるようだ。
薄手のものの場合、厚手のものに比べて歩く感触に違和感が少ないようである。
犬の反応
嫌がってすぐに脱いでしまう子、最初は嫌がっても次第に慣れてくれる子、すぐに慣れる子…反応は様々な様子。
熱さ寒さや怪我防止以外にも、足腰が弱っている子にも靴下は有効なよう。
踏ん張りがきかず立ち上がれなかったり、立ち上がれても立っている状態をキープしていられないために、食事をすることが困難な場合などに、滑り止めがついている靴下は力を発揮してくれるようだ。
まとめ
サイズや形の選択には、購入者のレビューが非常に役立つ。体重や体格などを詳細に記載してくれている飼い主さんも多い。
オシャレのためではなく、快適な歩行のために靴下を有効活用したい。
ただ、どうしても靴下を嫌がる場合は、無理やり履かせるようなことはしたくない。怪我などの場合は別だが。楽しいはずのお散歩を、嫌なイベントにしたくない。
その場合は、散歩の時間や、歩く場所を工夫する(夏なら日陰・芝生)ことで、愛犬と一緒に楽しい散歩をしたい。