犬の耳 〜 耳の特徴と不調のサイン 〜

11月に入り、日増しに寒くなってきた。

ここで、心が温まる動画をひとつ。

お分かりいただけただろうか?

内容は

『彼女には耳の薬が必要、そしてもう一人の彼は自分も必要だと思ってる…

誰も「本当は必要ないんだよ。フリしてるだけだよ。」と伝えるつもりはないけどね…』

こちらの動画、クロエさんがツイッターに投稿し、少し前に話題になったもの。

2匹のラブラドールレトリバー。最初の子は、何らかの症状で耳に薬が必要。

お父さんが点耳して、薬がよく馴染むようにマッサージ。

その横には順番を待つ 彼。

自分の番になり、お父さんの前に座る。でも実は、彼には薬は必要ない。

それでも お父さんは薬の蓋をしてから、「シュポ シュポ シュポ」と言いながら点耳するフリをして、耳をマッサージしてあげる。

嬉しそうな犬の顔!なんとも心が温まる動画である。

というわけで、今回は犬の耳の話。

犬の耳 特徴

犬の聴覚は、嗅覚に次いで鋭く優れている。

五感うち、嗅覚に40%、聴覚に30% 頼っていると言われるほど、重要な役割を果たしている。

音がどこから発生しているのかを区別する能力は、人間では16方向なのに対し、犬はその倍の32方向

また、聞き取ることのできる周波数は、人間:15〜2万ヘルツ、犬:16〜5万ヘルツ

(※この数値には諸説あり、犬は65〜5万ヘルツで、低い音は聞こえないと言われることもある)

犬の耳 構造

犬の外耳道は人間と違い、はじめ下降し、その先 鼓膜に向けて水平に進む。

筆者の絵が下手なので 分かりづらくて申し訳ない。

犬の耳  病気

・外耳炎

外耳道が細菌感染などによって炎症を起こした状態。

(同様に、中耳の炎症:中耳炎、内耳の炎症:内耳炎)

・耳疥癬

耳の中でダニが繁殖した状態。

・耳血腫

耳介に血液や分泌液が溜まった状態。

など

犬の耳に異変があるサイン

・耳が臭う

・耳の穴が汚れている

・よく掻く

・よく頭を振る

・頭(耳)を床に擦り付けている

・頭が傾いている

など

これらのサインがある場合は、放って置かずに獣医さんへ!

参照・参考文献

・LIFE WITH DOGS より

SWEETEST THING YOU’LL SEE TODAY : FAMILY FAKES EAR MEDS FOR JEALOUS DOG

まとめ

・聴覚は嗅覚に次いで重要な役割を担っている器官
・犬の外耳道の方向は人間と違う
・耳の病気
 外耳炎、耳疥癬、耳血腫 等々

・異常を知らせるサインがあれば、放置せずに獣医師にかかる

犬にとって重要な役割を担う耳、快適に過ごせるように早く気づいて 対処してあげたい。

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